本セミナーは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の事業の一環として開催され、医療分野の研究成果を実用化・事業化へとつなげるための実践的知識を共有することを目的に、研究者、大学関係者、スタートアップ、企業担当者などを対象として実施されたものです。
株式会社アカデミア研究開発支援 代表取締役の小林只は、2026年2月に開催された 令和7年度「医療分野の研究開発成果に係る実用化に向けた研修セミナー」 において、島根大学機能強化推進学系オープンイノベーション推進本部の立場、株式会社アカデミア研究開発支援としての立場、弘前大学医学研究科の研究開発者の立場の複合的な経験値をもとに、全体戦略とモデレーターを務めました。
医療技術の実用化には、技術そのものだけでなく、知財、薬事、事業、規制など複数の要素を横断的に設計することが不可欠であり、これらの要素は相互に連動して初めて社会実装につながります。

加えて、当社代表の小林は、「アカデミア発スタートアップの落とし穴 ~知財・人材・経済安全保障を中心に~」
と題して講演を行いました。講演では、近年注目される経済安全保障戦略、セキュリティ・クリアランス、研究者の海外出張、共同研究契約・秘密保持契約と外為法との関係など、実務について紹介しました。

また、本セミナーでは、モデレーターの小林の司会とコメント、演者とのディスカッションとともに、以下のテーマについて専門家による講義が行われ、医療分野における実用化戦略を体系的に学ぶ機会となりました。
- Target Product Profile(TPP)を用いた医薬品開発戦略(船渡 甲太郎先生)
- 研究成果導出に必要なデータパッケージと信頼性基準(GLP・データインテグリティ等)(矢野 孝彦先生)
- 薬事戦略およびPMDA相談の活用(山下 康子先生)
- スタートアップの資金調達戦略(山口 栄一先生)
- 知財戦略(森田 裕 先生)
- 成果導出の契約実務(上野 さやか 先生)
- 医療系スタートアップの海外展開戦略(南野 研人 先生)
当社では今後も、研究開発(R&D)・知財・薬事・事業戦略を統合した支援を通じて、アカデミアおよび企業の技術シーズの社会実装を推進してまいります。
■セミナー詳細
令和7年度「医療分野の研究開発成果に係る実用化に向けた研修セミナー」
主催:国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
運営:株式会社医学書院
セミナーサイト:https://amed-event.igaku-shoin.co.jp/